2011年3月25日金曜日

Desire(X06HT) b-MicroSIM PlatiniumをAndroidで使う

今回は日本通信から発売されている"bMicroSIM Platinum"をAndroidで使用します。
このSIMは基本的にiPhone・iPadのみで使用可能となっていますが少々設定をして使用可能にします。

あんまり情報がないためメモもかねて投稿させていただきます。
気になる方は参照してください。

・今回使用した機器
 HTC Desire (X06HTⅡ) 
 bMicroSIM Platinium

・設定方法
 通常のAPN設定を行います。
 APN : dm.jplat.net
 ユーザー名 : bm@ios
 パスワード : bm
 とSIMカードに付いてた台紙に書いてある通りに入力をします。

 この先が重要!
 ただAPNやユーザー名を入力するだけでは全く接続されません。
 上記の設定を入力したあとに下の方にある”認証タイプ”を”PAPまたはCHAP”に変更します。

 APN設定を保存し、再起動を行ってください。
 すると接続できるようになります。

 速度は普通だとおもいます。USENでの結果も1MB出ていました。
 純正テザリングも可能でした。使用に問題は全くありません。

・考察
 確かにiPhone・iPad専用なだけあって説明を見る限りではAndroidでの使用はできません。
 APIの設定を少し変えるだけで接続できるようになったのは運がよかったのかもしれませんw
 ただ、アプリごとの帯域変更などは対応しているかなどは不明です。
 ストレスが溜まらない速度なので問題は全くありませんが!

・注意事項
 これをやったから!っと言っても接続できない場合があるかもしれません。
 もともとAndroid用に設計されたものではありませんのでご注意!

 以上でiPhone・iPad・AndroidでbMicroSIMが使用できることがわかりました。

2011年3月24日木曜日

SoftBank回線とbMobile Platinum回線を比較 - iPhone3GS

 今回はiPhone3GSを使用してSoftBank回線とbMobile Platinum回線の比較を行いました。


・計測に使用した機器
      iPhone 3GS 32GB (速度の実測)
      iPhone 4      32GB (タイム計測)
      Apple MacBookPro (テザリング時の実測)
      SoftBank MicroSIM 契約期間2年 速度制限なし
      bMobile MicroSIM Platinum 購入から1日 速度制限なし


・計測にあたり
   両者とも公平に測定を行っています。
   1秒ほど誤差が発生している可能性があるので性格値としての採用はおすすめしません。
   計測場所は"東京都文京区"です。地方・混雑地とは速度が異なります。


・測定手法
   iPhone 4を使用し読み込みと同時にスタートをタップしています。
   
・計測開始と結果
・考察
   SoftBank
   都市部に関してはSoftBankの方が速度が早い気がします。
   ですがまだ地方はHSDPAが対応してないなど問題はたくさんあるようですので今後に期待です。
 通信制限までならテザリングもっ、、、と思いますがガラケユーザーを圧迫してしまう可能性が
 あるので今後もないと思います。というよりiPhoneがあるなら出先でテザリングはいらないかな??


   bMobile
   さすがのDocomo回線です。安定性は抜群だと思います。
 テザリングがSoftBankを離す一番の機能ですね。これは遠くに出るときに重宝すると思います。
 ただソフトごとに速度を変えるのはちょっと・・・と思ってしまいます。やはり限界の速度?でページを
 見たりしたいですからね(^^; 
   
・注意事項
   bMobileでのテザリングは300kbpsに制限されています。
   今回は設定方法を変え、最大速度でのテザリングを行いました。実際の使用では速度が全く異なります。
 300kbpsでの接続時間を希望される方はコメントでご連絡ください。
  
   SoftBankでのテザリングは認められていません。
 テザリングを使用され、高額なパケット料金が請求されましても当ブログは責任を負いません。


   このSIMはAndroidでは使用できないわけではないですが、公式では使用できないことになっています。
 気になる人は次の記事あたりを見るとわかるかも?!

2011年3月2日水曜日

Desire(X06HT) deodexingする。 with Mac

使う範囲は非常に限定されるんですが、非常に便利ですのでメモとして残しておきます。

・.odexについて
    Androidには.odexというファイルが存在します。
    odexとは”Optimized Dalvik Executable"の事です。
    Android の Dalvik VM で実行可能な.dexを最適化したものが.odexなのです。
    つまり、odexファイルはVM環境に依存しているのでDalvik VM環境が違うと動作しないんです!(非常にめんどくさい)

・deodexの下準備
  ここで必要になるのは smali – Google Code にある baksmali.jarとsmali.jarです。
  この2種類のファイルを使用し、odexファイルをdexにします。

  ダウンロードしてきた
  ・baksmali-1.2.6.jarをbaksmali.jar
     ・smali-1.2.6.jarをsmali.jar
  にリネームしてください。            

・odexファイルをbaksmaliでdisassembleする。
  ここでdisassembleするには端末から/system/frameworkディレクトリが必要になります。
  ddmsのFile Managerあたりを使用してコピーしてきましょう。(odexが入っている端末のものを用意)
  • java -jar .../baksmali.jar -d .../system/framework -x aaa.odex
  ターミナルを使用しodexファイルのdisassembleが完了しました。

・smali.jarを使用してassembleする。
  •   java -jar .../smali.jar -o aaa.dex out 
    ホームフォルダ内にaaa.dexというファイルが作成されました。
    次にこのaaa.dexファイルをapkに投入します。

・対象となるapkにdexファイルを投入する。
   先ほど作成されたdexファイルをapkに投入しなければなりません。
  
   apkの正体は単なるzipファイルですので、拡張子をzipにし解凍します。
   解凍が終了したら中にある"META-INF"フォルダの内容をすべて削除してください。 

   また、先ほど作成したaaa.dexファイルを"classes.dex"にリネームし同フォルダにコピーしてください。
   すべての作業が終了したら再度apk化してください。

・apkに署名をする。
   このままでは署名がないため起動しません。
   apkに署名を行います。
  • keytool -genkey -dname "c=j" -keypass [ここに好きなpasswordを決めて入力] -keystore test.keystore -storepass [同様に] -validity 10000 -alias test -keyalg RSA
     これで署名するのに必要なkeystoreが出力されました。
  • jarsigner -keystore .../test.keystore -verbose .../aaa.apk test 
     先ほど出力したtest.keystoreでapkに署名をします。 
     コマンドを入力後に、先ほど決めたパスワードが求められます。入力してください。

以上でdeodexの完了です。apkを他端末にもインストールすることが可能になりました。
※deodexしてもその他に必要となるパッケージがある場合はそちらも移行しなければ使用できません。
   

2011年3月1日火曜日

Desire(X06HT)標準IME iWnnを移植する with Mac


カスタムROMにiWnnを移植してみよう!というわけで
普通ならsimejiやOpeniWnn入れればいいんですが、今回はiWnnにこだわってみました。

・今回の作業一覧
   公式ROMからiWnnIME.apk iWnnIME.odex , iWnnのLib群の抽出
   iWnndeodexing 
   
・公式ROMからiWnn関係を抽出
   まずはじめにiWnnに関係するファイルをすべて抽出します。
   ddmsのFile Managerでもadb pullでもいいんで下記のファイルを抜いてください。

  •  /system/app/iWnnIME.apk
  • /system/app/iWnnIME.odex
  • /system/lib/lib_dic.conf.so
  • /system/lib/lib_dic_e.conf.so
  • /system/lib/libEnj~.so (Enjがつくファイルが7つあります。すべて抜き出してください)
  • /system/lib/iwnn.so
  • /system/lib/libkaomoji_kihon.so
  • /system/lib/libkaomoji_tyukyu.so
  • /system/lib/libnj~.so(njがつくファイルが11あります。すべて抜き出してください)
     一つでも抜き忘れると起動しません。
     ついでに/system/frameworkも抜いておいてください。(フォルダごとすべて)

・iWnnIME.apkのdeodexing 
   このままの状態では他のROMにiWnnをインストール出来ませんのでdeodexingを行います。
   deodexingの詳細は dexodexingをする。with Mac で確認してください。

  •  java -jar .../baksmali.jar -d .../system/framework -x .../iWnnIME.odex
  •    java -jar .../smali.jar -o iWnnIME.dex out
     出力したiWnnIME.dexをclasses.dexに名前を変えiWnnIME.apkに追加する。
     追加後、apkに署名をする。
     この部分は簡単に書きました。詳しくは dexodexingをする。with Mac を見てください。

・抽出したファイルをカスタムROMに書きこむ。
   先ほど抽出した、lib群を同じくsystem/libに書きこんでください。
   書き込み終わったら先ほどdeodexしたiWnnIME.apkをインストールして終了です。

これで動くはずです。
なんか強制終了されるって方はlibのファイルが欠けているのかもしれません。再度確認してください。
iWnnIME.apkが”インストールされませんでした”と表示された場合、deodexが失敗しています。


再出発

はじめまして!
今回、ブログを再開することとなりました。
iPhoneとAndroidを中心に書いていこうと思います。

前回とは違い、初級〜上級までと幅広く書いていこうと思いますので
よろしくお願いします!